【移転】ブログの引っ越しはURLもお忘れなく | SEO対策に有効な理由3つの話

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ブログサービスからWordPressに引っ越しました。URLはそのままで、記事を再利用する事は出来ますか?

【この記事でわかる事】

  • ドメインを引き続き使う場合は過去記事のURLも引き継げます。
  • URLを再利用するのはユーザー目線に立てば当然。SEO対策としても有効です。

こんにちは!ほまれです。

ブロガー歴4年の私ですが、2021年の4月よりブログの作成環境をWordPressに変更しました。現在は新規記事の作成と、過去の記事のリライトの両輪で読者のみなさんに楽しんでもらえるサイトを目指して頑張っています。

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4年間利用してきた「はてなブログ」からWordpressへの移行が完了しました。この記事ではWordpressをはじめるにあたって準備するモノを「はてなブログ」からの移行手順を例に解説していきます。「必要最低限のやるべき事」と「つまづかない手順」だけ知ればブログ開設やブログの引っ越しは誰でも出来ます。

ところが困ったことに新規でサーバーを借り、無事ドメインは引き継ぐ事に成功したのですが、「記事数0」からのスタートになりました。

そこで、もしGoogleにインデックスされているURLをそのまま使えれば、上位表示されている状態が維持できる。つまりゲームで言う「強くて2週目」に近い形でブログが続けられるのではないか。と、仮説を立てて実行してみました。

効果は抜群だったので、この記事で「URLを引き継ぐ方法」と「どうして効果的と感じたか」をお話しします。

ドメインを引き続き使う場合は、記事のURLも引き継げます。

サーバーを新規で借りても、ドメインを引き継ぐ場合はURLの指定を自分でコントロール出来るので、当然URLも引き継げます。

方法は調べればいくつかあると思いますが、私はWordPressプラグインの「Custom Permalinks」を使って、記事編集画面のパーマリンクに過去の記事のURLを設定する。と、言う方法を選択しました。

>>WordPressでパーマリンク(URL)を自由に設定できるプラグイン『Custom Permalinks』

使い方はとっても簡単。

設定まではWordPressのプラグインの中から「Custom Permalinks」を検索してインストール、有効化するだけ。

私がブログを書くときに使っている「ClassicEditor」にも対応しているので、記事を投稿する前にドメインの後ろの部分の入力欄に任意のURLを入力するだけです。
※図ではタイトル下のパーマリンクにある「 https://headsamurai.com/」右の入力可能欄に入力します。引っ越しする記事のURLをそのままコピペするだけで完了します。

URLを再利用するのはユーザー目線に立てば当然。SEO対策としても有効です。

なぜブログ記事を引っ越す場合に、URLを引き継いだ方がいいと言うとSEO対策として有効だからであり、何よりオーガニックサーチから折角アクセスしてくれた方に対しての配慮から必ずするべきだと思います。

その大きな理由は3つ
・URLの引継ぎによりリンクエラーが発生しない。
・上位表示されている記事は順位が維持できる。
・自分の財産である「ブログ記事」に磨きがかる。

新規投稿の形で過去の記事を再利用した場合、過去の記事のURLは「死ぬ」事を意味します。

特にドメインを別のサーバーに移した場合は、ブログサービスには別のURLが割り当てられる事になりますので、オーガニックサーチでのリンクエラーが必ず発生します。

実例として、私の使っていたブログサービスの「はてなブログ」のドメインは「headsamurai.com」から「head19820903.hatenablog.com(レンタル時のデフォルト)」に戻りました。

結果、約100記事程のリンクエラーが発生しています。

つまり現在ドメイン「headsamurai.com」のサーバーには「https://headsamurai.com/entry/2017/08/22/163848」が無いのでこの様な事が起こる訳です。

あなたが心を込めて公開してきた財産であるブログ記事が一瞬にして死んでしまう。

想像しただけで恐ろしくないですか?本当にもったいない事だと思います。

またGoogleサーチコンソールで上位表示されPV数の多い記事を残せると言う事は「魅力的なサイト」である事をGoogleに証明出来るので「ほんとに一からスタートするサイト」と比較すると優位である事は言うまでもありません。

ここで心配になるのはGoogleの理念から反しないか?つまりインデックスを停止・削除されないか。と言う事。

ブラックハットSEOの代表例である「強いドメインの購入(中古販売さているものを買う)」は、サイトの運営者や記事の内容がガラッと様変わりするので、Googleのクローラーにより明らかに悪用であると判断されるでしょう。

しかし、自分がかつて作成した記事をサーバー変更と言う事情で行っている事ですし、再利用した記事は当時よりもブラッシュアップされた内容にリライトする事になりますから問題ありません。

以上から、ブログ記事を引っ越す場合に、記事のURLも引き継ぐ事はSEO対策として有効と言えます。

まとめ

と、言う事で「ブログの引っ越しはURLもお忘れなく。SEO対策に有効な理由3つの話」でした。

  • ドメインを引き続き使う場合は過去記事のURLも引き継げます。
     WordPressにCustom Permalinksなどのプラグインを入れて、パーマリンクを任意のURLにする。
  • URLを再利用するのはユーザー目線に立てば当然。SEO対策としても有効です。
     オーガニックサーチからの読者への配慮から見てリンクエラーはNG。表示順も維持され、ブログの中身もブラッシュアップされるのでSEO対策として相乗効果が得られる。

あなたのブログライフが幸せで満たされる事を切に願っています。

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ソースコードも意識してブログを書いていきたい。

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