こんにちは、コンピュータゲームの中で好きなジャンルと言えば「サウンドノベル」の、ほまれです。
これまでチュンソフトの「かまいたちの夜」シリーズをはじめ、いくつものサウンドノベルをプレイしてきました。
本記事ではチュンソフトのサウンドノベルシリーズの中より、そのコンセプトから屈指の「難易度」と「好き好き」がわかれるであろう、「街～運命の交差点～」をネタバレ攻略していきます。
今回は、「オタク刑事走る！」編より2日目の10月12日を攻略します。
08:50|渋谷中央署
シャチテの悪魔の過去
昨日の事件が気になった桂馬は、出勤するなり資料室でパソコンに向かう。
「カオス」に仕掛けられたゲームの筐体の捜査報告をする桂馬に、ヌマさんも昔、「シャチテの悪魔」の噂を聞いたことがあったと話す。
「シャチテの悪魔」に爆弾犯の疑いを持つ2人。
ところがゴロイチは、桂馬のゲーム仲間の高校生、「ガイ」に疑いをかけているらしい。
焦り苛立ちを感じる桂馬。
真犯人は一体誰なのか?
今日も犯人を探すため渋谷の街へ巡回に向かう。
【08:50 ｜ 渋谷中央署】
シャチテの悪魔はコンピュータの天才だったと話すヌマさん。豊富な知識と経験、記憶力はさすが資料室主任であり伝説の鬼刑事である。
【10：50 ｜ 渋谷駅周辺】
必死になって桂馬にバックの中身を返そうとする男は、ホテルから逃げてきた馬部。
残念ながらバックの中身は盗んだ宝石ではなくホテルの備品（灰皿）。
寝ているすきに三次の手ですり替えられていたのだった。
10:00|渋谷駅周辺
次なる爆破予告が
何とか、日課であるガイとのパソコン通信を済ませた桂馬。
犯人をあげるべくゲーセンの開店時間に合わせて聞き込みを開始した。
しかし、メンテナンス会社の人間の名刺を手に入れたくらいで、たいした情報は得られない。
しおりと合流し、一緒に昼ごはんをとる桂馬のもとへ、ヌマさんから「新しい爆破予告が来た」と連絡が入る。
犯人からのメールで告げられた「あと30分」のリミットを目前に2人は走った。
「黒魔術師」という単語から、桂馬は次の現場「あんだんて」を予測し走り出す。
13:10|井の頭通りあんだんて
トロイの木馬
犯人からの爆破予告メールの謎を解読した桂馬としおりは、ゲーセンの「あんだんて」に飛び込み、コンピュータ占い「WIZARD」を開始。
パスワードを「ポピーくん」と入力すると、謎の暗号とヒントが現れ、またもや別のゲーセンへ向かうことに。
「ロンゴロンゴ」では競馬ゲームの「トロイフィールド」のレース結果から暗号を解読していく。
いま仕掛けられている爆弾のありか「南部デパートの屋上」へ走る2人。
屋上では子供向け遊戯の「電動パトカー」が存在し、まさに今「男の子と共に乗車しているポピーくん人形」を発見するのだった。
桂馬はポピーくん人形の中からガソリンと思しき「液体」、パトカーの料金ボックスの下から「青と赤のコード」を確認。
決死の覚悟でコードを切断するが、タイマーの止まらないポピーくんを抱えて桂馬は噴水にダイブを試みた。
とたん爆弾は閃光をはなったものの、爆破することはなく危機を逃れることができたのだった。
安堵する桂馬としおりの前に、ふいに現れたゴロイチ。
桂馬は状況を説明するが、ゴロイチは「爆弾は偽物だ」と鼻で笑い桂馬をどついて去っていく。
不発に終わったと見えた爆弾は今回も偽物。
桂馬はずぶ濡れになっただけだった。
ホタル読みとは、文章のおしりだけを読む手法。しかし、怪文書ではまともな文に変換できない。
一度は正しく暗号が解けなくても、もう一度思考を巡らせてみよう。爆弾ゲームが仕掛けられていた「競馬（競い、順位付けする）」にもヒントがありそうだ。
ポピーくんの解体には、男の子をパトカーから降ろさなくてはならない。
桂馬は少年係だが、しおりも少年係だ。ここは彼女に任せよう。
またしても、青と赤のコードの切断を迫られる。念のため、しおりに意見を求めるが、両方を切断しよう。
偽物爆弾ポピーくんに仕掛けられていた液体。ゴロイチは平然と口にしたそれはガソリンではなくテキーラであった。彼が優秀だから見抜けたのか、それともテキーラであることを最初から知っていた（真犯人）のか？疑心が生まれる瞬間だ。
16:10|渋谷駅周辺
ガイと桂馬の友情
ヌマさんの助言により、人間不信に陥りぎみの桂馬は渋谷の街をぶらつく。
街中で合流した、しおりからは「ゲーム機のメンテナンス会社の捜査結果」を聞くことができた。
やはり自分の先入観と思い込みは弱点であると反省する桂馬。
そして、「近くでガイがを見かけたが逃げだした」と知ると、「トロイフィールドのエントリー（ガイの名前で予約されていた）」や、「ガイの生徒手帳が事件現場に落ちていたこと」など、本当のことを本人から聞きたくなり、渋谷中でガイが立ち寄りそうな場所を捜索する。
しかし、ガイの姿は全く見えない。
ならばネットで探そうと、電話ボックスに入りミニパソを立ち上げる桂馬。
すると犯人から桂馬に直接のメールが来ていた!
謎が深まる犯人のメールを目にしながら、桂馬はガイからのメールをひたすら待つことにする。
２３：００をまわったころ、ようやくガイから返信がきた。
短い時間のやり取りであったが、「自分は無関係であると訴える」ガイの潔白を確信する桂馬。
詳しいことをまだまだ聞きたいところで、ガイは画面からフッと消えた。
ガイを信じる気持ちは、はぐらかされ、桂馬は疲れがドッと出たのを感じるのだった。
