今回はミステリー編バッドエンド、「鍵をはずして眠りに・・・・・」に到達するまでを攻略します。
かまいたちの夜は選択肢が多い。
狙ったエンディングを見ることが非常に難しいゲームだから、初心者は「何度も同じエンディングにたどり着いて先に進めない」とクリアを諦めてしまうこともしばしばあります。
安心してください!
当ブログでは、かまいたちの夜の各エンディングをみるために必要な選択肢のみに絞って、エンディングまでのルートを解説していきます。
>>ちょっとネタバレな「かまいたちの夜」の全ストーリーまとめ記事はコチラ。
- 「鍵をはずして眠りに・・・・・」ストーリーダイジェスト
- 「攻略情報&ネタバレ」重要分岐点と選択肢
- クリア画面とエピローグを解説
>>超絶ネタバレあり【ミステリー編】の全エンディング解説はこちら
【鍵をはずして眠りに・・・・・ | ストーリーダイジェスト】
疲れきった透は、すべてを投げ出す
生存者はOL3人組と真理と透だけになったとき、突然停電がおこり暗闇の中でOL3人組が惨殺される。
真理は、「自分が透から犯人だと疑われている」と知り、別行動を申し出ます。
【重要分岐点と選択】
<重要分岐①犯人はいつペンションに侵入し、犯行におよんだのか?>
「B.ぼく達の中に、アリバイのない人がいることに気づいた。」を選択。
第1の事件発生の合図となった「窓の割れる音」がしたときに、談話室にいなかった俊夫にたいして、透は疑いの目をむけます。
<重要分岐点②田中の部屋を再調査>
「A.・・・・・いえ、構いません。俊夫さん、行きましょう」を選択。
再調査に同行する3人目を、俊夫か、それ以外の人にするか悩む場面。
ここでは透が犯人と疑っている「俊夫」を選びます。
<重要分岐点③・・・・・を殺した犯人>
「C.すべての事件の犯人が分かったよ」以外を選択。
A、B、Dどれでもその後の進行に影響はないので、C以外であればOKです。
<重要分岐点④真理を助けにいくか?助けを呼ぶか?>
「A.一刻も早く真理の元へ行こうと思った。」を選択。
真理を守れるのは自分しかいない。
透は一目散に1階に向かい、小林夫妻の部屋から逃げるように駆け出してきた真理と合流し、夫妻が何者かによって手にかけられていることを告げられます。
<重要分岐点⑤小林夫妻の死?まさか香山が?>
「A.ぼくは、香山さんが地下室にいるのかどうか、確認するのが先だと思った。」を選択。
犯人の容疑をかけ、ペンションにいた全員の満場一致で地下室に閉じ込めた香山が、小林夫妻を殺害したのではないか?
ふたりで香山がいるはずの地下室へと向かうことにします。
地下へと続く階段を慎重に降りる透と真理。
地下室内に香山は確かにいたのですが、彼もまた何者かによって殺害されているのでした。
香山の死を、妻の春子に告げたのち、小林夫妻の死体の第一発見者である真理をOL3人組の部屋に誘導。
小林夫妻の部屋で、無残な死体となったふたりの姿を確認し部屋を後にすると、透は裏口のドアノブに血がついていることを発見します。
<重要分岐点⑥血のついた裏口のドアノブ>
「B.ごくりと唾をのみ込んで、ドアに近づいた。」を選択。
この状況から、何者かによって襲われた人物が逃げるために裏口のドアから外へ出たと想定される。
<重要分岐点⑦裏口のドア・・・・・鍵がかかっている>
「B.ぼくは慎重にロックをはずすと、ドアを小さく押し開けた」を選択。
逃げるために外へでた人物が内側からロックをかけることはできません。
つまり、犯人が外へ逃げた獲物を屋外で凍死させるために、わざと施錠し室内に戻れないようにしたのです。
<重要分岐点⑧雪の上の大量の血>
「A.ぼくは意を決して荒れ狂う吹雪の中に足を踏み出した。」を選択。
もしかしたら、犯人に襲われた誰かがまだ生存しているかもしれない!
透は雪上の大量の血にひるまずに外へでます。
そこで遭遇したのは、瀕死の状態の「俊夫」でした。
俊夫は襲われた際に、犯人を目視しており、「みんな殺される」「犯人はあいつだ」と透にたいして警告し、絶命します。
<重要分岐点⑨俊夫まで殺した“あいつ”>
「B.もしや、香山さんが・・・・・」を選択。
<重要分岐点⑩香山は本当に死んだか?>
「B.香山さんが本当に死んでいることを確認する必要があると思った。」を選択。
俊夫は、「犯人はあいつだ」と言っており、ペンション内にいたメンバーの誰かが犯人であることを示唆しています。
生存者は、透、真理、春子、OL3人組。
透は「ひとりではこれまでの殺人事件の犯行は無理でも複数なら」という考えと、「香山の脈を取り、本当に死んでいることは確認していない」事実の中で、もう一度「香山犯人説」の真偽を確かめることにします。
重要分岐点の⑨と⑩は連続して選択肢が表示されるので、うっかり「A」を選ばないように注意。
<重要分岐点⑪犯人がわかった>
「A.あいつだ」を選択。
香山の死を再度確認した透は、これまでに起こった悪夢のような事件の張本人にたどり着く。
3回目となる犯人当てのシーンですが、「C.ぼくだ」を選ぶとループしますが、ループ後の選択肢からは「ぼくだ」が消えます。
「B.真理だ」を選ぶと、「本当に真理を犯人」と断定してすすむ別ルートのエンディングに向かうので注意。
<犯人の指名>
「はるこ」を入力。
生存者は、透、真理、OL三人組、春子。
夫である香山さんも殺したのは「はるこ」であると透は結論付けます。
【ミステリー編:BAD END02「鍵をはずして眠りに・・・・・」エピローグ】
真犯人を春子だと割り出した透でしたが、間もなく春子の悲鳴が聞こえます。
急いでOL三人組の部屋に戻ると、真理、OL三人組のみで春子さんはいない。
「やはり、犯人は春子さんだ」そう確信する透。
春子の心配をする真理は、透を押し切りひとりで春子のへやを訪ねますが、施錠されていて室内に入ることはできません。
しぶしぶ透はマスターキーを取りに1階へ降りると停電が発生。
闇が目になじみ2階へとなんとか戻ると、一人で室外に出ていた真理と合流します。
真理とともにOL三人組の部屋にもどると停電は回復。
そこでふたりが目の当たりにしたのは、暗闇の中で殺害されしまったOLたちの姿でした。
ついに生存者は透と真理のみ。
「停電したときに2階にいて、一人だけ無事だった真理を信じることが出来るだろうか?」
透は、現場の状況を思案し黙ることしかできずにいました。
真理は透から疑いの目でみられていることを察し、別行動することを申しでて部屋に戻っていきます。
真理を追うように自室に戻ると、透は鍵をかけてベッドに横たわる。
そして、最後には真理の悲鳴が室外より聞こえると、透はすべてを投げ出す決心をします。
鍵をあけ、こころゆくまで寝よう。と。
犯人がだれであれ、いずれここへやって来て、ぼくを殺してくれる。
真理の手にかかって死ぬなら仕方ない。真理がすでに死んでいるのなら、すぐに一緒になれるだろう。
【まとめ】
このルートは重要分岐点の多さは「彼女が美樹本を・・・・・」と同数ですが真犯人を特定できないバッドエンドです。
犯人として「はるこ」を指名しますが、春子はエンドまで登場せず、死についても言及されずストーリーは終了します。
*透と春子が対峙する場面がない。春子の死体が出てこない。
おそらくこれは、まだグッドエンドを迎えていないプレイヤーに向けて「春子は死んでいない=真犯人かもしれない」ということを示唆した演出かもしれません。
小林夫妻の死体発見後、瀕死の俊夫は真犯人を「あいつ(単独犯)」と言っていました。
もう一人だけ「生ける屍(生死の確認ができていない人物)」がいることを推察して犯人の指名ができれば、真犯人にたどり着けます。
かまいたちの夜はグッドエンドで終わりではなく、物語に張りめぐらされたバッドエンドをコンプリートすることで「ピンクのしおり」が出現し、バラエティーに富んだサイドストーリーを楽しむことができます。
あなたのせいで死体が増えても、BAD ENDの各ルートのなかでおこる連続殺人事件をひもとき、真相を解き明かしてください。