
無人で冷凍餃子を売っている「八幡餃子」ってどんなお店!?
【本記事の内容】
- 八幡餃子 無人直場所は21世紀に現れた24時間営業の無人冷凍餃子販売店
- 店名が八幡餃子だけど、ルーツは宇都宮餃子です。
- 新潟古町本店・白山駅前店の店舗情報
記事の筆者
ほまれ
想いを込めた言葉の力が「人を救う」と信じています。
中卒→ニート→転職→鬱で3年休職。
現在は大手小売業の管理職をしています。
当サイト:Homarelogは
「仕事・遊びを楽しく」をモットーにしたブログです。
Follow @homare117新潟市にある「ふるまちもーる5」。
白山神社の大鳥居から上古町を抜けると直ぐ。
新潟出身の漫画家、水島新司氏の代表作「ドカベン」の主要キャラクター立像がシンボルの商店街です。
仕事を終えて、ふるまちモール5を散策していると「八幡餃子」「無人直売店」「24時間営業」「宇都宮製作所直送」などと白地に黒で書かれた看板のお店を発見しました。
それにしても無人直売、そして24時間営業で商売が成り立つのかしら?
見慣れぬ・聞きなれぬ業態が醸し出すインパクトが大きい。
店内が気になって仕方無いので入店する事にしました。
と、言う事で今回は「八幡餃子 新潟古町本店」さんの営業スタイル&店舗のルーツなど詳細を調査したレポートです。
どのブログサイト様よりも詳しくお伝えします!
どうか最後までお付き合い下さい。
「八幡餃子 無人直場所」は3つの特徴を備えた冷凍餃子販売店
「24時間営業・無人店舗」「商品は冷凍食品」「支払は現金またはPayPay」の驚きの営業スタイル!
八幡餃子は「餃子を中心とた冷凍食品」を販売しているお店です。
2021年4月現在、「新潟古町本店」と「白山駅前店」の2店舗で営業中です。
- 24時間営業で無人
- 販売しているのは冷凍食品
- 支払は現金またはPayPayのみ
24時間営業で無人の店舗
コンビニエンスストアや一部スーパーマーケット、ファーストフード店で24時間営業をされているお店は多いですが、防犯上やサービスレベルを上げる為、どうしても従業員による接客が必要だと思うのですが、八幡餃子さんは「無人」。
新潟古町本店は、新潟の文化「まんがキャラの女の子(餃子とは関係なさそう)」が出迎えてくれますが、「いらっしゃいませ」の挨拶や商品紹介や利用方法を説明するような店内アナウンスも無ければ、お客さんを買う気にさせるBGMもない。
あるのは餃子をはじめとした冷凍食品を並べている巨大な冷凍庫と、餃子の品質紹介や作り方を印刷したPOP、そしてお会計スペース。
[おいしい焼き餃子の作り方]
防犯上、監視カメラは複数台設置されていました。悪い事は出来ない様になっています。
販売しているのは冷凍食品のみ
商品は大きな冷凍庫に収まっている「冷凍食品」のみです。
[餃子をはじめ、冷凍食品が並ぶ大型冷凍庫]
私がお店におじゃました時は、オリジナルの八幡餃子(36個入)以外にも以下の様な商品が販売されていました。
【販売商品】※2021年4月某日。
- 八幡餃子(はちまんぎょうざ36個入)※1,000円
- ジャンボ餃子(9個入)、一口餃子(36個入)※各1,000円
新潟市西区にあるラーメン屋「がんこ屋」さんの商品※各1,000円 - 醤油ラーメン(2食入)、本格チャーハン(3食入)※各1,000円
こちらも「がんこ屋」さん。 - 餃子のタレ(酢こしょう・きわみ)※各200円
- ピザや焼きおにぎり※1,000円~2,000円
なぜかコストコ。冷凍食品つながり?
[がんこ屋さんの餃子、ラーメン、チャーハンも期間限定で買える]
「がんこ屋」さんの餃子については、こちらの記事で紹介しています!
[なぜかコストコフェアも期間限定開催]
冷凍で販売している商品であればなんでも並べられそうですが、コストコの商品はちょっとだけ節操の無さを感じてしまいました。
おそらく本当は冷凍庫いっぱいに餃子を並べたい所なのでしょうが、製造と陳列がおいつかず品切れ状態になる事もあるそうなので、苦肉の策なのでしょう。
完売告知
はちまん新潟店です!
大好評につき完売しました!
お買いあげありがとうございました!
また入荷しましたら、TwitterとFacebookで報告します!#八幡餃子 #餃子 #新潟市 #古町 #無人販売— 八幡餃子 新潟 (@Gyoza_Niigata) February 12, 2021
価格帯は1,000円~2,000円。
餃子、ラーメン、チャーハンは1袋あたり1,000円札1枚で買えます。
ラーメン屋さんで食べる時のお値段と比べると、とても良心的に感じます。
支払は現金またはPayPayのみ
お会計は木製の賽銭箱風の会計箱にお金を入れる「現金払い(おつりは出ません)」または「PayPay」のQRコード決済のみです。
[お会計スペースにある料金箱とPayPay支払いのQRコード]
餃子の買い方は冷凍庫の中からセルフで取り出して、「販売価格(税込)×個数」を会計場所で支払う流れです。
あらかじめ商品はレジ袋に袋詰めされているので持ち帰りが楽ちん。
必要であれば保冷剤(2個まで無料)、保冷バック(100円)もあるので利用出来ます。
現金払いの方法はなんだか懐かしい。
昔田舎に行くと「野菜などの無人直売所」ってありました。
商品は「餃子のタレ」や「保冷バック」以外はおつりが出ない金額設定なので支払いもスムーズです。
お買物はスマホ決済がメインの方にはPayPayが利用できるのも◎
一方、クレジットカードや電子マネーでの支払いは不可。
支払い専用の機器の設置が必要だからでしょうか。
ちなみに現金払いはレシート(領収書)が出ませんのでご注意ください。
「八幡餃子 無人直売所」のルーツは栃木県の宇都宮餃子です。
こちらのお店の屋号である「八幡餃子」の読み仮名は「はちまんぎょうざ」。
大事な事なのでもう一回言うと「八幡餃子」の読み仮名は「はちまんぎょうざ」。
栃木県宇都宮市にあるラーメン屋さん「自然派 花の季」さん監修の「宇都宮餃子」です。
つまり、福岡県北九州市八幡地域で有名な鉄鍋調理の「八幡餃子(やはたぎょうざ)」とは漢字が一緒でも全くの別物だったのです。
最初は「やはたぎょうざ」を、餃子で有名な宇都宮のお店が出すの?と、疑問で一杯でしたが全くの別物とわかると納得。
宇都宮餃子最大の特徴と言えるのが野菜(白菜やキャベツ)の多さ。
肉より野菜の方が多く甘みが強いと言った特徴があります。
[だから旨い | 八幡餃子]
これは店内掲示のポスターにも「だから旨い | 八幡餃子」として書かれていました。
・野菜は機械を使わずに一つひとつ手で切り、繊維を壊さない。
・こだわった製法だから野菜のシャキシャキと甘みが楽しめる。
新潟に居ながらにして「おいしい宇都宮餃子」が食べれるのは嬉しい限りです。
「八幡餃子 無人直売所(新潟古町本店・白山駅前店)」の店舗情報
営業時間:24時間
支払方法:現金、PayPay
専用駐車場無し
まとめ
と、言う事で「八幡餃子 無人直売所」さんの営業スタイルには他にはないものがありました。
お店の営業は素人目から見ても経費がかかるものだと想像がつきますが、店内を簡素化する事でコスト削減につなげている様です。

今回は試しに八幡餃子(オリジナルの、はちまんぎょうざ)、ラーメン、チャーハンなどを買いました。
今晩の夕飯に頂いてみようと思います。
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