ペンション「シュプール」を舞台にした、「かまいたちの夜(初代と特別編)」の「Oの喜劇編」ではストーリー展開には直接関係がないものの、食堂に設置されたカラオケで一曲歌うイベントが発生します。
今回の記事では、かまいたちの夜で発生する「カラオケイベント」について、到達までの選択肢(一例)と真理が選曲する楽曲「わしが香山や・・・男の大往生・・・」について紹介します。
※本記事は、スーパーファミコン版の「かまいたちの夜」にもとづいた内容です。
画像も同作からキャプチャしています。
- カラオケイベント発生条件
- カラオケイベントまでの全選択肢
- 「わしが香山や・・・男の大往生・・・」の歌詞
【カラオケイベントの発生条件】
カラオケは「Oの喜劇編」の中で発生するイベントなので、ピンクのしおりをゲットすること。が条件です。
ピンクのしおりは「ミステリー編」「悪霊編」「スパイ編」「鎌井達の夜編」「雪の迷路編」の全21のエンディングをコンプリートさせる必要があります。

【重要分岐点と選択】
ピンクのしおりが手に入ったら、Oの喜劇編まで物語をすすめましょう。
*ルートは複数あるので、一例として下記の選択肢を掲載します。
<重要分岐①ぼくは雪だるま>
「B.そんなに太ったかな」を選択。
<重要分岐②もう1回だけ滑ろう?>
「A.しょうがないな。あと一回だけだよ」を選択。
疲れてはいますが、真理の頼みならしょうがない。OKすることにした透。
真理のお願いに対して「一回だけ」OKするので、雪山で遭難することも無くペンションに戻ることができます。
ペンションに戻ると一旦部屋に戻って、談話室で真理と落ち合います。

一回だけ、スキーを多くすべってきたぶんペンションへの帰着時刻がわずかにずれているため、先に到着していた香山夫妻とは談話室で初対面することに。
Oの喜劇編をはじめサブストーリーでは登場人物の設定が変わることが多々あります。
何度かプレイしている人はお気づきだと思いますが、香山春子の容姿が本編と異なり、とくにシルエットはパーマヘアに変貌。
これは「Oの喜劇編」フラグでストーリーが展開している証拠といえます。
<重要分岐③どの子が好みなの?>
「A.違うって!そんなつもりで見てたわけじゃ」を選択。
2階から降りてきたOL三人組を見つめる透に、真理はちょっとヤキモチを焼いている様子。
そこへ、小林が夕食の準備が出来たことを告げに現れて一行は食堂へと移動します。
<重要分岐④この肉はなんの肉?>
「A.おいしいことに変わりはないのだから、と気にしないことにした。」を選択。
透と真理は時折漫才をしながら、テーブルに向き合い小林二郎が腕を振るった夕食を楽しみます。
メインディッシュのステーキのおいしさに驚いた透と真理はスタッフのみどりに「なんの肉か?」をたずねます。
すると彼女は意味深げに場をにごして立ち去ってしまう。
ここは気にせずにおきましょう。
以上でカラオケイベントまでの選択は終了です。
食堂でカラオケを発見!入っている曲は?
食後、真理は食堂に設置されたカラオケのセットを発見します。
疲れていて、とてもそんな気分ではない透を横目に真理はウキウキしながらカラオケを歌う気まんまん。
小林に歌のリストをたずねると、「壊れてて、今は一曲しかかからない」ことが判明。
がっかりする真理ですが、それでもカラオケのスイッチをいれてマイクを手にします。
みんなで歌おう「わしが香山や・・・男の大往生・・・」

「わしが香山や・・・男の大往生・・・」
作詞:スエニョ麻野
作曲:スエルテ加藤
香山誠一が一夜を過ごした地下室での出来事をテーマとした歌。
楽曲は、香山がストーリーの中心になる場面で流れるおなじみのBGM(浪花節調)。
歌詞は、ミステリー編で犯人扱いされて、地下室に閉じ込められてしまう香山が、
挙句の果てに犯人により手にかけられてしまった悲劇をパロディにしたものとなっています。

<セリフ>わしの会社は実力主義や

<セリフ>そやから、不況なんかはどこ吹く風や

<セリフ>そやけど、なあ春子・・・・・わしも、わしも、ほんまはさみしいんや

夜中に 地下室は 恐いのに
無理やり 閉じ込める ろくでなし

浪速で咲いた 男の命
長野で散るとは 思いもよらぬ

今度 死ぬ時ゃ 次に 往く時ゃあ

やっぱり 畳の上で 大往生

ロケ地 長野
「何・・・・・この歌・・・・・」
真理は、げっそりした顔をしている。
「こんなのしか入ってないんだ・・・・・」
「これ一曲だけだって・・・・・」
「・・・・・行こうか」
「そうね・・・・・」
楽曲がYouTubeにありました。
ぜひ歌唱にチャレンジしてみてください。
キーはちょっと高めですが、覚えやすく歌いやすい歌です。
「わしが香山や・・・男の大往生・・・」は真理の期待をおおきく裏切ってしまったようで、呆れてしまったふたりは談話室にむかいます。
そして宿泊者たちとの和やかな交流がすすむなか、事件が発生!!