
どんなコーディネイトも決まる、おしゃれなブーツが欲しい!だけど、選べない!

本記事の内容
- ブランド解説:ドクターマーチンの知名度、人気の秘密
- 徹底解剖:ドクターマーチン1460 8ホールブーツ
- 偽物注意:ドクターマーチンを買う時の注意点
- ブランドの知名度
- デザインや素材、履き心地
- ブーツの価格
いつかは自慢のブーツを履いて、恋人や友人といっしょに遊びにでかける事を、夢みていることでしょう。
実は私も、最初のブーツを選ぶときは、非常に悩んでいました。
「どれだけ口コミを調べてみても情報が多すぎ」て、最初の一足を選べない。
だって、ブーツは数万円もする高い買物です。
もし、自分の足に合わなかったり、着たい洋服とのバランスに欠けていたら、これほど悲しい事はありません。
例え新品同様でも、古着屋に売ったら購入価格の半値以下での買取がほとんど。
誰か、失敗しないブーツ選びを教えてください!と、半年くらい本気で悩んでいました。
そして遂に私が買ったのは、ドクターマーチンの「1460」。
決めてとなったのは「8ホールを編み上げてタイトに足元を魅せてよし!」、「5ホールめまでで結んでラフさを演出してもよし!」と、言った多彩な履きかたが出来るからです。
期待以上にかっこよく、どこに出かけるにもなくてはならない存在になりました。
おしゃれが決まるアイテムを手に入れれば、半年後、今と全然違う生活がまっているはずです。
そこで、最初の一足をお悩みのあなたに、私がおすすめするドクターマーチン1460を紹介します。
ドクターマーチンの知名度、人気の秘密
最初に買う本格的な革靴として、ドクターマーチンが選ばれる理由。
ブランドヒストリー | ドクターマーチン公式オンラインショップ
ドクターマーチンといえば、定番の「1460 8ホールブーツ」に象徴される“ロックな靴”というイメージが強いはずです。
ドクターマーチンは1950年代のドイツ発祥ですが、イギリスにおいて労働者やパンクスの青年たちの間で成功をおさめました。
今日ではミュージシャンや音楽ファンはもちろん、若者がファッションスタイルを問わず履いていて、いわゆるポストマンシューズと呼ばれる「1461 3ホールシューズ」は大学生の間で大ブレイクしています。


ドクターマーチンは女性に人気?それはなぜ?
ブランドヒストリー|ドクターマーチン公式オンラインショップ|DR. MARTENS
ドクターマーチンの歴史を紐とくと、ドイツで創業を開始した当時は「ユーザーの8割が40代以上の主婦」でした。
デザインは現在のドクターマーチンと異なる様式ですが、オリジナルのバウンシングソールを使用したシューズは、パンプスより履き心地がよく、作業用靴のようにラフではないことが、受け入れられた理由です。
その後、ドクターマーチンはイギリスの労働者の間でワークブーツとしてブレイクし、ミュージシャンをはじめ、「反体制」を主張する若者たちのファッション文化として定着していきます。

一方これは、ブームの移り変わりに伴って、ブランドのユーザーをせばめていく事にもつながったのは事実。
ドクターマーチンはパンクのイメージが強く、普通の人が履く靴として選ばれる機会が減ったのです。


現在のコンセプト
- 春夏向けのサンダルや女性向けのヒールまで取り扱う
- BEAMS、atmos、メディコムトイ、ハローキティなどとコラボ商品など

【徹底解剖】ドクターマーチン1460 8ホール
1460はカテゴリー分けすると、8ホールのワークブーツ
ワークブーツは、もともと労働者が作業用に履く丈夫なブーツ。
一般的に くるぶしくらいまでの高さがあり、紐で締め上げる形式の編上げブーツのことです。
現在、ワークブーツはファッションアイテムとしての認知度が高く、街に出かければ目にしない日はありません。
どんな服とでもコーディネートしやすく、特にジーンズとの相性は抜群。
また、質の良いブーツはシューケア用品を使って手入れをすれば、長期間にわたって履く事が可能です。
定価が26,400円(税込)。ワークブーツの中では低価格。
低価格である為、ファッションにそれほどお金をかけられない人にオススメです。
ワークブーツは、素材・製法にこだわった丈夫な作りをしているため、価格が非常に高いことがネックです。
製造国も、メーカーの本国(アメリカ、イギリスなどメーカー発祥地)で作られているため、日本で買うときには、商品そのものの価値以上のマージンがつけられます。
確かに価格はブランドイメージを強くする要素と言えますが、高ければいいと言うことではありません。
反対に「あのブランドがこんなに安い!」と言った、一般的な流通価格ではない商品は「ニセモノ」の心配がつきまといますから、「正規品」を価値にふさわしい価格で買うことが重要です。
とは言え、ワークブーツの入門者が最初から高値(レッドウイングの#877であれば、定価で46,750円(税込))の商品に手を出すことは、難しいはずです。
ドクターマーチンの1460が、レッドウイングの#877の半分以下の価格で買えるのは、素材や製法に手を抜いているからではありません。
価格が抑えられている一番の理由は「製造国」にあります。
当初はイギリスで製造されていたドクターマーチンですが、現在ほとんどの靴は中国、タイ、ラオスなどに製造拠点を移しています。



サイズは22cm~32cm。1cm刻みでのサイズ展開で選びやすく履き心地よし。
ドクターマーチンはユニセックスタイプの作りをしているので、自分の足に適したサイズを選ぶことが容易ですし、パートナーと同じ靴をペアで履きたい!と言う願望も幅広いサイズがあるからこそ可能です。
また、グッドイヤーウェルト製法で作られているので最少は窮屈さや固さがあるものの、長く見積もって1ヵ月半もすれば歩行に適したサイズ感を感じれます。
しかし、サイズは1cm刻みなので、インソールを使うなど足の大きさにあわせて調整する手間もあるので、履きはじめの一足は慎重に選びたいものです。
実際に直営店に出かけて、豊富なラインナップの中から実物を試着して選ぶことがベストですが、近くにお店がない場合は、通信販売で買うこともあると思います。
私は甲高なので靴を買うとき、1cm大きめのサイズを買うことが多いのですが、製造国やブランドのコンセプトによって「足のサイズに合わなかった」と、言う経験を何度もしてきました。
ドクターマーチンの公式オンラインショップは、購入後1回のみですが無料でサイズ交換をしてくれるので、安心です。
ドクターマーチンで採用されている「グッドイヤーウェルト」製法
グッドイヤーウェルト製法で作られた靴は、既成靴であっても「自分だけの靴」に変化します。
高級ブランド品をはじめとした丈夫な革靴は、「グッドイヤーウェルト」と呼ばれる製法で作られていることが多いです。
ブーツの中では低価格であると言え、ドクターマーチンも同様の製法で作られています。
【知っておきたい!】ドクターマーチンの履き心地。独自のソールと製法をやさしく解説【買う前の予備知識】
中物はフェルトを使い、独特な「Zウェルト」という縫製によって優れた堅牢性を実現しています。
また、多少の雪や雨は問題にならないので、悪天候や足元が不安定な場所であっても心配なし。
デメリットとしてはグッドイヤーウェルト製法の靴は”重い!!”と言うこと。1460も想像にもれません。

グッドイヤーウェルトのブーツは馴染むまでに時間はかかりますが、苦痛を乗り越えた先には「履く喜びのみ」を与えてくれるので「自分だけの相棒」として離れられない相棒になります。
イエローステッチが印象的。シックな革靴をオシャレに魅せるアクセント。
ドクターマーチンの立体的な外周部分は、象徴的なイエローステッチで縫合されています。
暗い色の革とウェルトには黄色がよく映えて魅力的なコントラストを生み出すという理由から黄色が選ばれました。


ドクターマーチンの代名詞「バウンシングソール」を備えた、初めてのドクターマーチンブーツ(1460)が1960年に完成したとき、それがユニークなデザインの独特な製品であることは一目瞭然。
さらに、製造者のグリッグスは黄色のウェルトステッチを採用し、製品に特有な要素を加えて、他の靴との一層の差別化を図ったためです。
革靴はシックなカラーリングで地味な印象をもたれがちですが、イエローステッチがさりげなく「おしゃれ」を演出してくれます
バウンシングソールには、「弾む履き心地」と「危険から身を守る」性能が秘められている。
バウンシングソール(エアクッション・ソール)は滑りやすい場所や、化学物質から足を守ってくれるタフな靴でもあるため、作業用としても人気が高いアイテムです。
このバウンシングソールの特徴から、ドクターマーチンは「弾む履き心地」と称されています。
更に特筆すべきは、劣悪な足場環境でも、安全を担保できるように工夫されていること。
ソール部を確認すると、「oil(油)」「fat(油脂)」「acid(酸)」「petrol(ガソリン)」「alkali(アルカリ)」「resistant(耐性)」と言う刻印があります。
【知っておきたい!】ドクターマーチンの履き心地。独自のソールと製法をやさしく解説【買う前の予備知識】
安全靴ほどの「すべり止め効果」は期待できませんが、いざという時のために備えておきたい機能のひとつです。
アッパーは牛革のスムースレザー。滑らかで上品な質感であり、手入れが楽。
お手入れはとても簡単で、ブラッシングで砂やホコリを落とし、湿った布で表面を拭いて上げる程度で良いです。
ドライブラシだけでもスムースレザーのつやが蘇ります。
皮革のブーツを手に入れる前に気になるのが、耐久性以上に扱いやすさと、メンテナンスの頻度だと思います。
履くたびにメンテナンスが必要なブーツは正直しんどいし、限られた時間のなかで手間暇は出来ればかけたくない!と、言うのが本音ではないでしょうか。
ドクターマーチンは「丈夫だから雑に扱ってもよい」と、言う話はよく聞きますが、何度か履いていると、やっぱり気になるのが汚れ。
あまりにも無頓着だとせっかくのブーツが台無しになります。
ブーツはダメージを受けて劣化したものが、味わい深い。これは本当のことですが、大切に接して長年にわたって身に着けてきたブーツだから「経年劣化した姿」が魅力的に映るわけです。
メンテナンスは
次の3つで十分。
- ブラシで砂とホコリを払う
- 布で汚れを落とす
- 再びブラッシングして艶を出す

特にクリーニング系のリキッドやワックスは不要。ドライブラシで磨くだけでも光沢が蘇るります。

布は高級な靴磨き用のクロスでなく、着なくなった綿素材のインナーシャツなどでも代用できます。
併せて、休日など時間が取れるときには、次のメンテナンスをしてあげると、ブーツが長持ちします。
ブラッシング後の、ひと手間
- レザーローションを使って、表面に残った古い靴クリームを落とす。
- シューポリッシュを使って、皮の艶だしと栄養補給をする。

数滴をクロスに湿らせてレザー表面やウェルトにつまった汚れ、靴クリームを一度落とす。

レザーのツヤ出しと栄養補給に。皮革は生きた素材なので適度な湿度を与える。着色効果はそれほどありません。
最後に、ウルトラプロテクターを使って、表面の強度を高めてあげれば完璧です。

レザーに保護層を作り、擦り傷・汚れ・摩耗から靴を保護してくれます。
次に、メンテナンスのビフォーアフターを写真で見ていただきますが、1460ではなく、所有しているシューズの中で特にダメージの強かった、1461を掲載します。
同じスムースレザーを使用しているシューズですから、充分に定期的なメンテナンスの必要性を感じとっていただけると思います。

本格的なメンテナンスを施す前。シューレースを外してから作業を開始します。

レザーローション、シューポリッシュで磨き上げた後。

結論として、ドクターマーチンは牛革のスムースレザーを使用しているので、面倒なメンテナンスを必要としません。
でも、定期的にレザーの質感を保つための手間をかけましょう。磨くたびに愛着が一層深まっていくはずです。
購入はオフィシャルショップがオススメ
ドクターマーチンの購入は、オフィシャルサイトでの購入をオススメします。


購入はコチラ

【ドクターマーチン・エアウエア ジャパン公式通販】
まとめ
- ブランド解説:ドクターマーチンの知名度、人気の秘密
かつては労働者やパンクスのイメージが強かったブランドイメージは払しょくされている。サンダルや花柄をあしらったものなど、ファッションと機能性を両立しているアイテムは女性におすすめ! - 徹底解剖:ドクターマーチン1460 8ホールブーツ
グッドイヤーウェルト製法で作られたワークブーツがルーツなので、耐久性と履き心地が抜群。スムースレザーはお手入れが楽なので気軽に革製のブーツを履きたい人におすすめ! - 偽物注意:ドクターマーチンを買う時の注意点
あまりにも定価とかけ離れた価格の商品は手を出さない方がよい。国内正規品の半値程度で買える「並行輸入品」もあるので、靴にあまりお金を使えない方は検討をおすすめ!
ドクターマーチンはTPOを選ばず履きこなせるため、ブーツを通じて最良の「おしゃれ体験」を感じるはず!
コメント