こんにちは、コンピュータゲームの中で好きなジャンルと言えば「サウンドノベル」の、ほまれです。
これまでチュンソフトの「かまいたちの夜」シリーズをはじめ、いくつものサウンドノベルをプレイしてきました。
本記事ではチュンソフトのサウンドノベルシリーズの中より、そのコンセプトから屈指の「難易度」と「好き好き」がわかれるであろう、「街~運命の交差点~」をネタバレ攻略していきます。
今回は、「オタク刑事走る!」編より最終日10月15日の続きを攻略します。
13:50|スクランブル交差点
事件は終わっていなかった
京戸線「ゆりかーご」の暴走を止め、「ジェロニモ」の逮捕によって「渋谷爆破事件」はひと段落し、桂馬はいつもの少年係の日常へ戻った。
「思えばここから始まったものだなぁ」としみじみとした気分で、桂馬はオーロラビジョンを見上げた。
瞬間オーロラビジョンに変なものが映った。
「悪魔」そして「左手が切り落とされた」映像だ。
今のはなんだろう?
悪魔は声を出さずに笑っていた。
その手首が突然切れた。
トカゲが尻尾を切るようにすっぱりと。
悪魔、手、下、、、、、、、、。
途端、桂馬の脳内スイッチが入り、「悪魔」と「手下」は別物であると確信する。
あの映像は「シャチテの悪魔」と「悪魔の手下」は別人だとアピールしているのではないか?
やっぱり、事件はまだ終わっちゃいなかったんだ!
桂馬は資料室に駆け戻ると、ヌマさんに「シャチテの悪魔」は別にいることを報告する。
すると、ヌマさんはすでにその事を理解していた様子である。
しめし合わせたように、しおりが資料室に飛び込んできて、「署長から直々に桂馬の呼び出しがあった」ことを桂馬に告げる。
都倉署長は待ちかねた様子で、桂馬を呼び出した目的を語る。
「地下倉庫に保管してあった、TNT爆弾100kgが盗まれた。明らかに内部事情に詳しい人間であり、シャチテの悪魔を名乗っている。まずはジェニロニモに会い、やつとの話をヒントにTNTのありかをつきとめて貰いたい」
と、言うのだ。
TNT火薬100kgもあれば、ビルが吹っ飛ぶ程の威力を持つ。
警視総監からの特別命令を都倉署長より受けた桂馬は、取調室でジェニロニモと対峙した。

「桂馬に会いたい」と言っておきながら、薄笑いを浮かべるだけで黙秘を続けるジェニロニモ。
痺れを切らす場面だが、落ち着いて座りなおそう。
15:00|中央署取調室
桂馬VSジェロニモ ~FINAL ROUND
これまで黙秘を続けていたジェニロニモだが、不敵に笑いながら、「TNT爆破」を示唆する言葉を口にする。
なにかヒントはないのか?
あせる桂馬にジェニロニモは「トウダイモトクラシ」、「イチバンエライノハ、ダレダ」と抑揚のない声で言い、それ以降やつがしゃべることは無かった。
桂馬最大のミッションは「シャチテの悪魔当てゲーム」。
ジェロニモによるとタイムリミットは20:00だという。
15:30|中央署資料室
シャチテの悪魔あてゲーム
資料室に戻った桂馬は、取調中にジェニロニモがはいた5つのヒントをもとに、しおりとヌマさんの3人で再び共闘を組み推理を開始する。
ヒントをもとに人物像を描くと「署長」「警視総監」「ゴロイチ」「鯨井」の4人が浮かぶ。
しかし、本ボシは絞り込めない。
思考を切り替えて、「シャチテの悪魔」のアナグラムをいくつか試したのち、手がかりとなりそうな情報を求めて一度渋谷の街へ出た桂馬としおり。
途中、犯人の候補として上がっているゴロイチや鯨井とのやり取りを挟むが、事態は一向に進展のないままであった。
18:00|喫茶店前の歩道橋
鯨井刑事の迷推理
いつの間にか夜になっていた。
TNT爆弾の爆破まであと2時間しか残されていない。
しおりの携帯が鳴り、桂馬は署長から「鯨井との合流」を指示された。
鯨井が見つけたと言う、有力な情報はアナグラムを作る際の「英文字の認識違い」と言う発見を得たが、あと一歩の所で詰んでしまう。

鯨井はゴロイチと違い知性派?暗号文の推理を平行して行っていた。

推理に無理があるようにも感じられるが、桂馬たちが「アナグラムを作る際に用いていたアルファベットを1文字変える」と言う発想は捜査を大きく前進させる。
19:20|中央署資料室
くつがえる前提、つかんだ真相
再び資料室でアナグラムを検証する桂馬たち。
「SHATITE NO AKUMA」を前提としていた組み合わせを、「SYATITE NO AKUMA」に変えると、、、
「TNT IS OKAYAMA UE(TNTはオカヤマビルの屋上にある)」と導き出せた。
19:30|中央署内
決戦の場へ
あと30分。
TNTの所在を断定した桂馬は、現地へ一目散に向かおうとするが、しおりが窘める。
「これは、シャチテの悪魔当てゲーム」
つまり、爆弾の在処がわかっても、真犯人を特定できなければ、爆弾はとまらないのだ。
おもむろにミニパソを開き、何かを打ち込む桂馬。
「SYATITE NO AKUMA」のアナグラムで真犯人の特定を試みたのだ。
そして真相にたどり着き、蒼ざめた頭を持ち上げた。
桂馬はふるえ、目にはうっすらと涙さえ浮かんでいた。
中央署を出て、桂馬はしおりから携帯電話を借り、真犯人に電話をかける。
「ボクは犯人が分かりました、、、、、、シャチテの悪魔は、あなたですね?」
桂馬は、犯人に対し「TNTを仕掛けたオカヤマビルへくるよう通告」し、しおりと共に現場へ急いだ。
19:50|オカヤマビル屋上
ゲームオーバーだ、シャチテの悪魔!
TNTの爆破まであと僅か。
必ず真犯人は現れると信じ、桂馬としおりは待つ。
長い長い時間のように感じられた。
やがて、オカヤマビルの屋上に足音が静かにひびき、そして止まる。
「ゲームオーバーだ、シャチテの悪魔。いや、本名で呼ぼう、、、、、、」
桂馬は薄明かりの中に浮かび上がったシルエットに向かって、犯人を指名する。

サウンドノベルシリーズではおなじみの「犯人あて」。
ここまでくれば、あなたは真犯人が誰であるか特定できていることでしょう。
入力はフルネームである必要はないので、「ひらがな」で「苗字」「名前」どちらかを入力すればOKです。
もし、真犯人を間違えてしまうと、、、、渋谷はTNTによって消滅する。。。
*街~運命の交差点~では「つづく」とはならずそのままエンディング(バッドにもなる)に進みますが、犯人名を自力で解きたい方向けに、最後のネタバレは別記事に記載させていただくことにしました。