今回は「かまいたちの夜」のサブストーリー【暗号編】について、エンディングまでの分岐も網羅した「超絶ネタバレあり」で攻略します。
「かまいたちの夜」は1994年の冬にチュンソフトがスーパーファミコン専用のゲームソフトとして発表したサウンドノベル。
この「かまいたちの夜」の魅力は本編のミステリー編をある程度すすめると、パラレルワールドへの扉が解放されること。
>>ちょっとネタバレな「かまいたちの夜」の全ストーリーまとめ記事はコチラ。
※本記事は、スーパーファミコン版の「かまいたちの夜」に基づいた内容です。画像も同作からキャプチャしています。
【暗号編の出現条件】
ピンクのしおりをゲットすること。
ピンクのしおりは「ミステリー編」「悪霊編」「スパイ編」「鎌井達の夜編」「雪の迷路編」の全21のエンディングをコンプリートさせる必要があります。

【暗号編 | 登場人物】
【暗号編 | ストーリーダイジェスト】
真理とふたりでスキー旅行に来ていた透は、宿泊先のペンションシュプールの客たちと談話室でくつろいでいました。
突然2階から窓の割れる音がきこえたため、一同は自室を確認にむかいますが、どこも異常は見られません。
最後に部屋から出てこない田中が気になるものの、オーナーの小林は室内を確認することに躊躇しています。
室内の状況が気になって仕方がなくなった透は、小林より先に入ることに。
そこに田中の姿はなく「暗号の書かれたメモ」が残されていました。
「暗号は、宝のありかを示している」と決め込んだ宿泊客とスタッフ一同はシュプール内を大捜査することになります。
【暗号編への入り方】
ピンクのしおり入手後のストーリーのため、前半の分岐については割愛します。
以下のルートに注意して、【ミステリー編】の「田中の部屋の確認」まで進めてください。
- ゲレンデでは真理の誘い。スキーはほどほどにして、すみやかにシュプールへ戻る。
- シュプールへの帰館後。一旦部屋に戻り談話室で真理と落ち合う。
- 夕食後のナイターの誘い。天気予報では大荒れのようなので断る。
- 香山からの就職の勧誘。大阪に行く気をおこさず社交辞令の返答で断る。
【暗号編 | NORMAL END | 「またまた小林さん」までの重要分岐とエピローグ】
<重要分岐①吹きさらしの部屋で>
「B.ぼくはためらっている小林さんの脇を通って、中へ入った。」を選択。
<重要分岐②宝のありかがわかった!>
「B.談話室だよ」を選択。
<重要分岐③宝は談話室の・・・・>
「C.頭の上です」を選択。

暗号に書かれた文章から、宝の隠し場所を推理して捜査をしていた面々。
真理のひと言、「1つひとつの言葉そのものには意味がないのでは?」を聞いた透は、ついに宝のありかをあてます。
暗号の左から2番目の列を「縦読み」すると、、、
「は、と、土、け、井、の、な、か」
手にした宝石を見つめ、よろこぶ透。
感嘆の声をあげる面々。
香山は、透が手にした宝石を使って「ひともうけ」っを考えつき交渉をはじめますが、、、実は全部ガラス玉であり、総額350円の代物。
そして、このレクリエーションを催したのは、イタズラ心の過ぎる小林二郎だったのでした。
「こっそり隠れてもらっていた田中を呼んで全員で一杯やろう」と、オーナールームに向かう小林。
ところが、慌てた様子で談話室に戻ってきた小林の様子がおかしい!
「小林さん、またまた冗談を・・・・・」と半信半疑の透たちでしたが、
彼は、「田中が部屋でバラバラになって、死んでいる」と言うのです。
騒然となる一同。
「こんや、12じ、だれかがしぬ」
透たちは、宝さがしに熱中するあまり、OL三人組の部屋でみつかったメモ(犯行予告)のことを、すっかり忘れていました。
悪夢はこれからはじまります。。。。

暗号を解き明かし、「シュプールに隠された宝」を探し当てた透。
「宝でひともうけしよう」と持ち掛ける香山とのやり取りのなかに、「隠しメッセージ【チュンソフ党の陰謀編】」への入り口があります。
暗号の仕組みとまったく同じ手法で解読できるので、ぜひ挑戦してください!
【暗号編 | BAD END | 「ああ、小林さん」までの重要分岐とエピローグ】
<重要分岐①吹きさらしの部屋で>
「B.ぼくはためらっている小林さんの脇を通って、中へ入った。」を選択。
<重要分岐②宝のありかがわかった!>
「B.談話室だよ」以外を選択。
NORMAL ENDまでの最後の分岐で、「C.頭の上です」以外を選択しても、BAD ENDになります。
いくら考えても解けない暗号。
最後の砦である「透の推理」もはずれてしまいます。
やがて、「宝さがしをあきらめよう」と言いだす真理に、全員がうなずき各々の部屋へと戻っていきます。
小林だけはみなを引き留めようとしますが、それも空しく談話室にひとり残される。
透も階段を上りながら、なぜか自分に向けられている「小林のうらめしそうな視線」を感じるのでした。